materialism代表 伊豆蔵直人さん
vol.19 2004.10.01
マテリアルの可能性。
materialism代表
伊豆蔵 直人さん

「僕らはそこを踏み出した」

VATE:materialismとは伊豆蔵さんにとって何ですか?

 

materialism は、僕なりの家業の継承であり、過去と未来への橋渡しの作業です。伝統の継承には、そのしきたりを踏襲するのが唯一の方法ではなく、時に大胆に踏み出す ことも必要だと思います。西陣織は、従来、つくり手がモノをつくり、問屋が斡旋して、小売店がユーザーに販売する、というのがしきたりでした。僕らはそこを踏み出したのです。

 

VATE:最後にマテリアリズムを愛する人たちにメッセージをお願いします。

 

我々にとって、ユーザーやパートナーの存在こそ、日々の、或いは、将来の「ものづくり」の礎です。そういった方々の存在には、心から感謝しています。この場を借りて、「ありがとう」を言いたいですね。

 

VATE:今後もより良い製品を作り出して下さいね、期待してます。ありがとうございました。